2004年の活動紹介
 当選以来、「実際に現場を見る」「現地に足を運ぶ」ことを基本のひとつにすえ、議会内外の活動に取り組んでまいりました。
 一部ではありますが、視察や調査、また県民の皆さんと申し入れやパレードを行っている様子をご紹介します。

2003年分 2005年分
                  
1月15日 ダムによらない治水・利水を求めて
 1月15日、川辺川ダムを考える議員の会(代表・上原義武氏)は潮谷義子熊本県知事に対して、「川辺川ダムによらない治水・利水、ならびに五木の進行を、国に働きかけることを求める要望書」を提出しました。松岡県議も議員の会の一員として出席しました。
2月3日 「イラクへの自衛隊派兵やめよ」昼休みデモに参加
 自衛隊本隊がはじめてイラクへ派兵された2月3日、イラクへの自衛隊派兵反対の昼休デモに参加しました。熊本の自衛隊も派兵される可能性がある中で、「自衛隊に犠牲者をだすな」、「憲法をまもり、軍隊によらない人道支援を」と参加者とともに訴えました。
2月6日 整備計画の見直しが決まった八代港の現地調査
 2月6日、橋田芳昭南部地区委員長や橋本徳雄元八代市議らとともに整備計画の見直しが決まった八代港の現地調査をおこないました。現地調査では、港内の貨物の流通現場や平成7年の港湾計画にある海を埋め立て水深14m・12mの岸壁づくりが計画されている大島の北側(200ヘクタール)と西側(27ヘクタール)や、干潟や藻場の破壊が懸念されているおおつく島周辺の埋め立て予定地を視察しました。
4月14日  ごみ焼却施設 人吉・球磨クリーンプラザを視察
 ごみ焼却施設「人吉・球磨クリーンプラザ」を視察。その後の、廃棄物対策特別委員会にて、同焼却施設の可燃ごみの搬入量が増加していることを示しながら、資源リサイクルの時代に逆行している現状を改善するよう求めました。
5月3日 「憲法9条の改悪を許さず憲法が花開く社会を」と街頭からの訴え
 5月3日の憲法記念日、松岡県議と益田牧子、重松孝文、上野美恵子各熊本市議は、辛島公園や下通りなどで、「憲法改悪反対、平和憲法を守れ」「イラクからの自衛隊の撤退を」と買い物途中や通行途中の方に対して訴えました。
5月14日 中長期開門調査の実施を求め4県合同で九州農政局へ要請
 有明海沿岸の福岡、佐賀、長崎、熊本の4県の県議などが九州農政局に対して、諫早湾の中長期開門調査を見送るとした亀井大臣の発言に対し厳しく抗議するとともに、中長期開門調査の実施を求める要請書を手渡しました。参加した松岡県議は、有明海異変と諫早干拓事業の関連をあきらかにするためには中長期開門調査が不可欠であると指摘し、漁民の願いである中長期開門調査の実施を強く求めました。
6月9日 水俣市に計画されている産廃処分施設計画地を視察
 建設予定地付近は、水俣市民の約6割以上の飲み水と御所浦町民の上水道を供給している湯出川水系の上流にあたります。
 加えて、建設予定地は、一年前、土石流災害の発生した水俣市深川地区の近くに位置しています。土石流災害の再発を防止するためにも森林整備をすすめるべき地域に、森林を切り開くこのような大型産廃施設を建設することは容認できません。 
 水俣病という世界的な公害の被害をうけ、その苦しみを時間をかけて乗り越え、市民の共同で環境モデル都市づくりに前進を始めている水俣市に、このような産廃の最終処分場を建設することは見直すべきであり、県としても厳しい対応をとるよう廃棄物特別委員会で求めました。


8月26日 諫早湾干拓事業について佐賀地裁が工事指し止めの決定 
 8月26日、諫早万干拓事業について佐賀地裁が「工事指し止め」という歴史的決定を下しました。松岡県議も佐賀地裁に足を運び、決定を漁民の皆さんとともに喜び合いました。また、その後九州農政局にも足を運び、不服申し立てを行わないよう求めた集会に参加しました。
9月2日 多良木町 県が関与する産廃最終処分場候補地を視察
 久保田悦子多良木町議と地元住民とともに、多良木町に計画されている産廃処理場候補地を視察。処理場建設は農業用水の水源にあたる山間に計画されており、処理場ができれば水質の変化や水量低下など地域農業にあたえる影響があるのではないかとの声が出されました。
9月2日 球磨川中流域の水害被害
 昨年9月10日に調査を行った球磨川中流域の水害対策がされていない地域が、8月の大雨により床上浸水しました。(下の写真の松岡県議の指の先まで水位は上昇しました。)1階はもとより2階の畳や家具なども水につかり大きな被害が生じました。議会において中流域の水害対策の早期取り組みを訴えてきましたが対策がなされていないままでした。松岡県議は、被害者の家を訪問。
 中流域の一刻も早い水害対策の必要性を痛感させられました。


9月18日 台風18号により壊された防潮提を視察
 18号台風による被害を受けた長洲町明石浜工業団地の防潮堤を川本幸昭長洲町議とともに視察しました。分厚い鉄でできている防潮堤が、壊れ、大きくゆがんでおり、台風のすさまじさを示していました。
 近くには、有明広域組合が焼却場建設を予定している地域があり、安全性の問題が懸念されます。焼却場の安全性については24日の廃棄物特別委員会で取り上げました。
9月24日 益城町70トンの落石現場を視察
 24日未明に、上益城郡益城町の県道熊本高森線で、重さ70トンの岩石が崩落しました。25日の朝、日本共産党の中山清隆益城町議とともにすぐに現地を調査。担当職員は「台風の影響などで地盤が緩み崩落したのではないか」と説明。早急な復旧のための工事が進められています。
10月8日 九州新幹線の騒音問題について申し入れ
 10月8日、九州新幹線の騒音問題について、日本共産党熊本県委員会・同南部地区委員会として、潮谷義子知事あてに申し入れを行いました。
 九州新幹線の騒音問題については、騒音調査が行われた250箇所の沿線住宅のうち、約3割以上の住宅で環境省の基準を超えていることが明らかになっています。
(申し入れ文書はこちらです)
10月15日 河浦町の羊角湾を視察
 10月15日、松岡県議は浜崎義昭牛深町議とともに、埋め立て事業が計画されている河浦町の羊角湾を視察しました。住民の方に聞き取り調査を行う中で様々な問題点が明らかになりました。(詳細はこちらです
 羊角湾埋め立て事業は、国営羊角湾干拓事業の廃止後、総額17億5千万円をかけ護岸整備(埋め立てなど)、多目的スポーツ広場の建設などが計画されています。
10月15日 樋島地区の海岸の護岸整備事業を視察
 旧龍ヶ岳町樋島地区では、県事業として8億2740万円を費やし、海岸護岸の整備にあわせて、海水浴等の海岸利用促進をはかるとし、護岸536mにわたり養浜工(砂を盛ってきて砂浜をつくる工事)を行う計画がすすめられています。
10月15日、松岡県議は、宮下昌子上天草市議とともに現地を視察しました。
事業が計画されている樋島地区海岸は、現在美しい砂浜が存在しており、自然豊かな天草を象徴する魅力のある海岸でした。
 貴重な自然こそがいちばんの魅力であり、これを保全しつつ、地元合意で海水浴などのための必要最小限の整備をすることが求められているのではないでしょうか。


10月27日 新潟県中越地震支援の街頭募金活動に参加
 10月27日夕方、熊本市下通りにおいて、日本共産党県委員会として新潟県中越地震支援の街頭募金活動を行いました。松岡県議も参加し、「被災された新潟の人をみんなでぜひ支えていきましょう」と、買い物途中の方や学校帰りの学生や高校生に募金を訴えました。
 多くの方の協力があり、1時間で4万円の募金が寄せられました。
11月7日 住民の皆さんとともに長嶺地域を街角ウォッチング
 「住みよい長嶺を考える会」は、11月7日、長嶺南地域を回り、公園や通学路、街灯や健軍川などの問題個所をウォッチングしました。周辺住民らとともに地元の松岡県議も参加しました。 詳細はこちらです
11月12日 熊本駅周辺整備事業についての提言を提出
 11月12日、松岡徹県議、益田牧子、重松孝文、上野美恵子各熊本市議、日高伸哉熊本地区委員長らは、潮谷知事・幸山熊本市長に対して、熊本駅周辺整備事業についての提言を提出し、同事業に対する申し入れを行いました。(申し入れ書の内容はこちらです
11月12、13日 「日本共産党国会調査団」とともに川辺川ダム調査
 11月12日、13日、松岡県議は、穀田恵二衆院議員、仁比聡平参院議員らとともに球磨川流域の人吉市や八代市の萩原堤防、球磨川中流域などを調査しました。
 (詳細はこちらです)
11月17日 「イラク・ファルージャ出の掃討作戦やめよ」「自衛隊の派兵延長反対」を訴え昼休みデモに参加
 米軍によるイラク、ファルージャでの掃討作戦により、多数の民間人の犠牲が出ています。そのような状況の中で、政府が自衛隊の派兵を延長するという態度を明確にしていることも受け、11月17日、「掃討作戦を直ちにやめよ」「自衛隊の派兵延長反対」を訴えながら、下通りを行進しました。松岡県議もデモの先頭に立ち、通行人などに呼びかけました。
 12月9日  熊本県の関与する苓北町・本渡市の
産廃最終処分場候補地を調査
 12月9日、松岡徹県議、蓮池良正本渡市議、塚田達苓北町議は、熊本県が関与する産業廃棄物最終処分場候補地のある苓北町志岐地区を視察しました。
 同日、松岡県議、蓮池本渡市議は、同じく県の関与する産廃最終処分場が建設されている本渡市宮地岳町を視察しました。詳細はこちらです
       


日本共産党熊本県議会議員 松岡徹
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