熊本県の関与する苓北町・本渡市の産廃最終処分場候補地を調査

 12月9日、松岡徹県議、蓮池良正本渡市議、塚田達苓北町議は、熊本県が関与する産業廃棄物最終処分場候補地のある苓北町志岐地区を視察しました。
 住民からは、処分場に降った雨により、地下水や周辺の河川が汚染するのではないかとの不安の声もあがっています。志岐地区では候補地のすぐそばに小川が流れていました。また、かつて炭鉱で利用された坑道が多数あり、そこを流れる水が直接海へと注がれており、周辺農家への影響や海への影響などが危惧されます。

      
       
     坑道からの水が直接海へ


 同日、松岡県議、蓮池本渡市議は、同じく県の関与する産廃最終処分場が建設されている本渡市宮地岳町を視察しました。この地域は、本渡市や新和町の農業や漁業にかかわる大宮地川へ流れ込む河川の周辺に位置しています。  
また、近隣の住民は地下水を生活用水として利用していることも明らかにされました。
 県の設置した検討委員会では利水状況の項目はクリアしているとされていますが、下流域には新和町の上水道の大半を供給する水源があります。
「地図上の河川だけでなく地図に乗っていない地下水脈など今後調査をすすめていくべきだ」との意見も出されました。

       
          
本渡市の産廃処分場候補地を視察




日本共産党熊本県議会議員 松岡徹
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