「現実的かつ熊本らしい魅力的な駅へ」と潮谷知事と幸山熊本市長に申し入れ

 2月2日、松岡県議は、日本共産党熊本県委員会、同地区委員会、熊本市議団とともに、熊本駅周辺整備とまちづくりに関して、潮谷義子知事、幸山政史熊本市長に対して提言を行いました。
 昨年11月の「駅周辺整備に関する提言その1」に続くもので、県・市による駅周辺整備に関する「中間報告」を踏まえての提言です。

 

「中間報告」の3つの問題点
提言では、県・市協定の「中間報告」の問題点として次の3点を指摘しました。
@「副都心構想」にこだわっているために、商業施設、行政・業務の集積、教育施設や文化発信の場、森の都の玄関口機能など、必要以上に計画が凝縮されており現実離れしていること
A県と市の役割分担が強調されて、統一性・一体性にかける結果となっていること
B県民・市民の声を十分にくみとっていない結果、熊本市の再開発ビル計画(図書館)に見られるように独断専行的なものとなっていること


現実的かつ熊本らしい魅力的な駅へ具体的提案
 
駅前広場については、緑の広場・パークステーション、交通結節点の機能強化について提案。
 駅を降りて正面にあたる東A地区については、駅前広場との調和の取れた開発を進めていくべきと指摘。計画されている図書情報センターについては、「緊急百人アンケート」で図書館がいいという市民がひとりもいなかったことなども示しながら、住民合意の必要性を強調し、代替案を示しました。
 また、郊外の大型店進出により、疲弊が懸念される中心市街地との共存共栄を図っていくための役割分担を明確にすることを提案。
 駅の西側にあたる地域では、区画整理による住民の移転などに伴い、商店などで売上が激減していることを示し、営業補償や融資制度の改善を求めました。

提言の全文はこちらです






日本共産党熊本県議会議員 松岡徹
〒862-8570  熊本県熊本市水前寺6-18-1議会棟内
TEL・FAX  096-385-8770 MAIL :
matsujcp@khaki.plala.or.jp