夜間貨物便の就航延期を―県、日航に住民の声示す

 日本共産党熊本県委員会は、6月3日、日本航空インターナショナルが7月から計画している熊本―羽田間の夜間貨物便の就航延期を県と日本航空に対して申し入れを行い松岡県議も要請に参加しました。

 申し入れでは、@熊本空港の離着陸が、熊本市や住宅化が急速に進んでいる都市圏上空を飛行コースとしていることA二月の試験飛行でも「街頭の騒音レベル」とされている70デジベルをのべ17箇所で測定しており、現在最終弁の午後9時と午前2時、4時では、人への影響度はまったく異なることB経済効果無不透明なことなどを指摘。県として、7月就航とせず、最も騒音の深刻な夏場の試験飛行を実施し、住民への説明、協議をするよう日航に要請するよう求めました。

          

 申し入れには、重松孝文熊本市議、中山清隆益城町議、荒木俊彦大津町議、田島敬一西原村議が参加。

 「2月の試験飛行で80デジベル近い地域もあるが、騒音の計測器画像時設置されていないので正確なことがわからない。どうして基準以内といえるのか」「周辺住民は今でも騒音に悩まされている。わずかな経済効果のためにやることはない」「夏場は窓を開けている人も多い。夏場の試験はどうしても必要」と訴えました。
 鎌倉孝幸地域振興部長らが応対。住民の声を日航や国土交通省に伝えると述べるとともに、関係5市町村の住民の声を吸い上げる組織を検討していることなど明らかにしました。


※申し入れ文書の全文はこちらです→熊本県に対して
                 日本航空に対して
【05.6.3】



日本共産党熊本県議会議員 松岡徹
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