「利水、事前協議が前提」
    〜「県議の会」が学集会を開く

 
熊本県議でつくる「ダムによらない治水・利水を考える県議の会」(鬼海洋一代表)は327日夜、人吉市の青井阿蘇神社で学習会を開きました。市民・農民約160人が参加しました。
 
新たな県の水源案」が報道されたため、新利水事業の事前協議が、人吉市の出席拒否で中断している中で開かれた学習会。板井優川辺川利水訴訟弁護団長は、利水事業を実現するためには事前協議が前提であることを強調し、人吉市の態度を「水を求める農家の利益にそむくもの」と批判しました。開会にあたって県民クラブの鬼海代表は「県案はよりよいものとして支持できる」とあいさつしました。

 松岡県議は、球磨川治水の長期方針である「河川整備基本方針」の策定のための委員会が4月から始まることを指摘。「新河川法では、ダムは前提とされていない」と県議会で質疑したことを報告しました。また、鎌田聡(県民クラブ)、岩中伸司(新社会)もそれぞれ県議会報告をしました。参加者からは「八人も県議が川辺川ダムに反対しているのを知り心強く思った。」「人吉市長の態度はひどい。怒りを感じた。」などの感想がよせられました。




日本共産党熊本県議会議員 松岡徹
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