小・中学校、高校の校長・教頭に対し県原爆被害者団体協議会を招き平和・人権の研修が行われることになりました
                                           
 今年は、被爆60年の年にあたります。核兵器や被爆者の問題などについて改めて学び考えることが求められています。

 昨年、熊本市の小学校教諭が、胆試しということで、原爆被害者の写真を児童に見せるという問題が発生したことを受け、県下の小・中学校、高校の校長・教頭に対して県原爆被害者団体協議会から講師を招き平和・人権の研修が行われることになりました。

 県教育委員会によると、小・中学校の校長研修は、5月18日。教頭研修は、ブロック別の研修で、鹿本・菊地・阿蘇ブロックと宇城・玉名・上益城ブロックで行われます。また、各校の人権教育担当者については、教育事務所の指導課長会議などで徹底するとのことです。また、県立学校の校長については4月20日、教頭に対しては5月11日の開催が予定されています。


2月議会での一般質問の要旨
松岡 
 原爆被爆者の写真を利用した肝試し問題については、熊本市の取り組みも大いに参考にし、県として抜本的な改善、強化をはかる必要があると思うがいかがか。

教育長 
 今後はさらに市町村教育委員会と連携の上管理職も含めた教職員研修等において、被爆された方々やあるいはご遺族のお話を聞くなど、平和の尊さや命の大切さを深く学ぶ機会を作っていきたい。




日本共産党熊本県議会議員 松岡徹
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