発達障害児の医療・教育の充実を求めて要請
                                           
 3月25日、発達障害児をもつ母親や家族の方が、潮谷義子知事と柿塚純男県教育長に対して、「発達障害児の医療・教育の充実」を求めた要請を行い、松岡県議も同席しました。

     

 申し入れでは、
@発達障害者支援法施行に伴い、LD学会など専門家による講演を行うなど普及啓発を行うこと。
A発達障害児の特別支援教室を、小・中・高校に開設し、個々の必要に応じた教育サポートを行うこと。
B「発達障害児・者の支援センター」を設け、早期発見、専門医療期間の確保・就労支援を図ること。
C地域の協力も得ながら、作業学習やビデオなどを活用した教科学習など、創る喜び、学ぶ喜びを与える施策を講じること
などを求めました。

 県からは、発達障害支援法の施行を受け、現在一部の小中学校で行われているLDなどに対する援助を行うモデル事業を、2007年まですべての小・中学校に拡大すること。自閉症児(者)や家族に対して支援を行っている大津町の「三気の里」を発達障害者への支援をする拠点施設として、今後発展させていくことなどの回答がありました。【05.3.25】

※文科省は、これまでの限定された特別な特殊教育から、もっと広範な子ども達を対象をする「特別支援教育」へ踏み出すことになりました。今年の4月から「発達障害児の早期発見、教育、自立については、国や市町村の責務」と定めた「発達障害支援法」が施行されています。




日本共産党熊本県議会議員 松岡徹
〒862-8570  熊本県熊本市水前寺6-18-1議会棟内
TEL・ FAX  096-385-8770 MAIL :matsujcp@khaki.plala.or.jp