ダムによらない治水・利水を考える県議の会」が発足


 03年5月の利水訴訟における農水省の敗訴、今年9月の国交省による収用委員会に対する申請取り下げ等、川辺川ダム建設の是非がおおきく問われているなか、27日、8名の県議会議員が党派を超え「ダムによらない治水・利水を考える県議の会」を発足させました。

 結成にあたり副代表に就任した日本共産党の松岡徹県議は、利水においては、より早く、より安く、安定した水を農家に届けること、治水対策では、河床の浚渫、堤防の強化、森林の整備など、ダムにかわる治水対策を進めていくことが大事と指摘。また、事業費の精査の結果、非ダム案がダム案より、ずっと安くできることが明らかになり、自民党も含めてダム中止を決定した鳥取県の例なども示しながら、ダムによらない治水・利水を望むすべての県議に取り組みを広めたいと、発言しました。

 県議の会は、来年の2月県議会までに、現地調査や県民を交えた学習会を実施し、知事への提言をまとめる予定です。構成は、県民クラブ5、共産党1、新社会党1、無所属1。

 




日本共産党熊本県議会議員 松岡徹
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