政策や提案

2004年 9月22日

国道445号線、国道219号線の早期復旧についての申し入れ
熊本県知事潮谷義子様

  国道445号線、国道219号線の早期復旧についての申し入れ

 県下を連続して襲った台風16号、18号は熊本県に大きな被害をも取らしました。とりわけ、五木村では、国道445号線、湯前町では国道219号線が崩壊し、全面通行止めとなっています。
 9月16日、日本共産党は、仁比そうへい参議院議員を団長として、国道445号線(五木村)219号線(湯前町)の崩落現場を視察し、吉村湯前町長とも懇談しました。
 現地調査を通じて、国道445号線、219号線の崩落が住民の生活と経済に大きな支障をきたしていることが明らかとなりました。
 国道445号線は、五木村の中心部と上流の宮園地区を結ぶ重要な生活道路であり、瓔珞現場近くには、19世帯の団地があります。国道219号線は、湯前町と宮崎県(西米良村)戸をつなぐ道路で木材の搬出など経済的にも影響があり、人工透析の患者2里を含め隣の宮崎県西米吉村の住民百人以上が国道219号線を通って球磨郡内の病院を利用しています。国道445号線、219号線の早期復旧は地域住民の切実な要求です。

 日本共産党は、現地調査の結果にもとづき、以下の申し入れをおこないます。
1、 国道445号線と219号線の崩落災害に対して、局地的激甚災害指定がされるように国にはたらきかけること
2、 国道445号線、219号線いずれも車両全面通行止めという状況が続いており、仮説の一車線でもいいので早急に通行できるようにすること
3、 国道219号線の迂回路として林道の変われたところを早急に直し、通行できるようにすること
4、 国道219号線の崩落現場は、谷を埋めて道路を建設したところであり、当時、埋めるか橋をかけるか議論があったことが現地調査の中で明らかになっています。今回復旧する際には、どんな方法が一番安全なのかの見地からも、元に戻すか、橋にするか研究すること
5、 国道219号線の崩壊にともなう土砂(9万立方メートル)が町道や町管理の川に流れ込んでおり、土砂の撤去費用について国、県が支援をおこなうこと。




日本共産党熊本県議会議員 松岡徹
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